チェスと将棋の違いと共通点について 

チェスと将棋の違いと共通点について

将棋なら知っているけど

チェスはあんまり知らないって人も多いと思います。

なので、チェスと将棋の違いをお伝えします。

・チェスの盤上は8×8だけど、将棋は9×9

・将棋では王を詰むのは、

反則負けとなってしまうが

チェスでは詰むことができる。

・将棋は日本人口の10分の1ほどが競技人口だけど

チェスは世界人口の10分の1ほどが競技人口である。

・チェスも将棋も発祥はインドのチャトランガである。

チェスは西洋に広がり、将棋は東洋に広がった。

・将棋では 序盤は静かな立ち上がりだが 詰むときはダイナミックに駒が動く

チェスでは序盤からダイナミックに動くが、終盤は駒がなくなるので 静かになっていく

つまり リズムが逆なので、同時にやるのは難しい。

・チェスでは駒は使えないが 将棋では相手の駒をとったら それが使える。

・チェスは左下から 横軸 縦軸が決まるが

将棋は 右上から決まる。

・将棋では同じ局面が4回出ると 千日手で引き分けだが

チェスでは同じ局面が3回出たら 引き分けになる。

・将棋と比べてチェスの方が先手が有利である

なぜなら、ポーンは最初だけ2マス動けるから。

・チェスでいう ビショップとルークとナイトは

将棋でいう 角と飛車と桂馬である。

・桂馬は前にしか行けないけど、ナイトはどこでもいけるから かなり強い

・将棋では歩が相手の3段目に入れば 成ることができるが

チェスでは ポーンが相手の1段目に入れば プロモーションすることができ

パワーアップする。

・将棋では大駒は犠牲にしたりしないけど

チェスでは普通に強い駒でも犠牲にしちゃう

・将棋と比べるとチェスの方がやりやすいというか シンプルである。

・ポーンは斜めの駒をとれるけど 前の駒はとれない

歩はまったく逆で 斜めがとれない。

・将棋では玉が攻撃に出ることはないが

チェスでは終盤のときにかぎり、キングが攻撃に出ることもある。

・将棋は記録係がいて、時間は秒読みスタイルだが

チェスは記録は自分でやって、時間はフィッシャースタイルである

・将棋は段位だが、チェスはレーティングで図る。

・ 一説によれば、戦国時代では相手を倒したら、相手を捕虜として利用していたので

そこから将棋も相手の駒が使えるようになったと言われている。

・一説によれば、ヨーロッパの戦争などで大砲を主に使っていたことから

チェスはダイナミックに動けるようになったのである。

そして、戦争をやめるため いわば代理戦争として チェスが使われていた歴史がある。

・18世紀に出来た、チェスを指す機械

タークがあったからこそ

現代のPCができ、人工知能ができたと言われている。

・羽生さんは将棋でもチェスでも日本一になったことがある

チェスと将棋なら どちらがより、美しき残酷な世界であるか

と聞かれれば

私は  チェスと答える。

チェスと将棋なら、断然 チェスの方が残酷な気がする。

将棋の場合は、些細なミスであれば、まだ挽回できる確率が少なからず残っている。

なぜなら、相手の駒をとれば、それを味方にできるから

その分、可能性はある。

しかし、

チェスの場合は、相手の駒をとっても使えない。

究極のシンプルゲーム。

シンプルがゆえに美しいと思うこともあるが

シンプルがゆえに、残酷な場面をよく見かける。

1手のミスで、ほぼゲームオーバーとなる。

アマチュア同士なら、まだお互いミスをする可能性があるので、

勝てる確率がわずかに残るが

プロ同士だと、もう1%の可能性すら、残されていない。

そんななかで、最後までやるのも、結構つらいものがあるだろう。

少し前に  元世界王者のカスパロフと 将棋の羽生さんが

ニコニコ動画で、チェス対局をしましたけど。

確か 第一戦 で 羽生さんは、 ポーンを一つ簡単にとられてしまった場面があったが。
(将棋でいうところの歩です)

結局はそれが敗因になってしまった。

将棋でいう 歩一枚の差と  チェスのポーン一つの差とでは

かなりの差があるわけですよ。

あの羽生さんでさえ、 どうすることも出来なかった。

それでもう、二度と追いつけないという世界。

チェスの場合だと、 ミスをしたら

すぐに投了する人も多い。

なぜなら、それでもう追いつけないとわかっているから。

本当にミスが許されない世界だとわかっていながら

ミスをしてしまう

だから、チェスは残酷なのである。

いや、むしろ 、ミスを助長する仕組みになっているといえるだろう。

チェスも将棋のように、遅く展開するゲームなら

まだミスも少なくなるだろうが

チェスはダイナミックに移動するために、ミスも出てしまう。

とくに クイーンがそうである。

クイーンは

縦  横 ななめ  どこにでも移動できる、一番強い駒であるが

自由に移動できるほど、難しいものはない。

それは自由という名の翼か? はたまた 束縛か?

ほとんどの場合は、束縛になることが多い。

初心者の人はよく、クイーンをたくさん動かしてしまいがちだが

動いたがために、負けてしまう。

自由に動けるのに、動いたら殺される。

まさに進撃の巨人と同じく、

美しき、残酷な世界がそこには広がっているのですよ。