チェスのステイルメイトとは? 引き分けの形について

チェスのステイルメイトとは?

囲碁や将棋と違って

チェスにはステイルメイト(引き分け)が存在します。

このステイルメイトがチェスの魅力ともいえるでしょう。

トッププロ同士の対局であれば3回に1回ぐらいはステイルメイトになるのです。

プロであれば、アニッシュギリなどがステイルメイトの達人です。

彼は世界チャンピオン戦の総当たり戦で

9試合すべて、ステイルメイトにしたこともあります。

なので、ステイルメイトの勉強をするときは

彼の棋譜が参考になると思います。
チェスでは先行の人がかなり有利なので

先行の方が勝率が高くなります。

なので、後攻の黒番が

わざとステイルメイトにするということがよくあるのです。

自分より強い人とやって、ステイルメイトにできれば上出来といえるでしょう。

ステイルメイトとは簡単に言えば

チェックはされていない状態で なおかつ 他の駒が動くことができない状態なのです。

 それでは、 いくつかのパターンをお見せします。

パターン1

お互い キングだけが残っている状態です。

キングだけの場合は決着がつかないので

この時点でステイルメイトとなります。

ちなみに公式戦であれば、ステイルメイトは0.5ポイント入ります。

パターン2

さっきと似ていますが

ポーンが1つありますね。

次が黒番ですが

これで黒のキングは動くことができないので、ステイルメイトとなります。

これがチェックされていなくて、尚且つ動けない状態になります。

ポーンが1つだけの場合は、ステイルメイトにされてしまうこともあるので

注意しましょう。

パターン3

これは少し難しいパターンです。
次は白の番ですが

白のキングは 黒のクイーンによってチェックされている状態です。

しかし、白のキングは逃げることはできません。

なぜなら、キングが逃げてしまうとクイーンがとられてしまうからです。

なので、白は自分のクイーンで黒のクイーンをとりました。

でもここで黒のクイーンをとってしまうと、黒のキングが動けずに

ステイルメイトになってしまいます。

白はルークもクイーンもいるのに、チェックメイトすることができませんでした。

これはある意味、黒の勝利と言っても過言ではありません。

白はQe6として、クイーンをキングの横に持っていけば、勝つことができました。

このように、絶対絶命のピンチからステイルメイトにすることもできるわけです。

パターン4

この形もステイルメイトになります。

私が白番です。

ナイト一個分マイナスで 結構不利な状況でしたが

そこから、大逆転のステイルメイトにしたゲームです。

一番のポイントは  ルーク二つを 7段目に配置することです。

(もちろん 相手に気づかれないようにね 笑)

これで、ステイルメイトにすることができます。

しかし、この状況を作るにはいくつかの条件があります。

まずはキングを攻撃されていないこと、 次にチェックできないようにすること

そして、 相手のルーク2つがキングの反対側にいて

なおかつ  攻撃ラインに参加していないことです。

(黒のポーンで縦ラインが塞がれているのが理想です)

そして、ほかの駒による、ディフェンスができないこと。

それが条件になります。

ステイルメイトは決して簡単ではありませんが

狙って成功したときは、結構嬉しいものですね。

他にも引き分けになる場合がいくつかあります。

●パーペチュアルチェック

同じ局面が3回続くことをパーペチュアルチェックといい

この場合も引き分けになります。

●50手ルール

公式戦であれば 50手にわたり、ポーンを動かさなかったり

コマをとる手がない場合は引き分けになります。

●合意ドロー

これはどちらかがドローを提案して、相手がOKといえば

ドローになります。 しかしむやみやたらに、ドローの提案をしてはいけません。

以上が引き分けの形になります。