チェスのオープニングのやり方とは? 定跡なども

オープニングのタクティクス

チェスでは大きく分けて

オープニングゲーム(序盤)

ミドルゲーム(中盤)

エンドゲーム(終盤)の3つに分けることができます。

まずはオープニングゲームです。

オープニングはいわば、準備をする段階です。

なので、相手をコマをとることはあまりしません。

オープニングでのポイントは4つあります。

1 中央を支配すること。

チェスにおいて、中央を支配することは、盤面を支配すると言っても過言ではありま せん。

中央をポーンやナイトで守るのが定跡になります。

ナイトは端っこにいるよりも、中央にいるほうがはるかに威力を発揮するからです。

逆に言えば

中央を突破されてしまうと、一気にチェックメイトすることもあるので

注意が必要です。

2 コマを効率よく展開すること

それぞれのコマを効率よく動かして、

それぞれがちゃんと働けるようにすることが大切です。

それぞれがちゃんと移動できているのが理想です。

コマが効率よく展開していないと

自分のコマが邪魔してしまって、遅れをとってしまうことがあるからです。

3 キャスリングは早めにすること

キャスリング、すなわちキングを安全な場所に避難することが重要です。

少なくとも、15手ぐらいまでには

キャスリングできるようにしておきましょう。

キャスリングには、キング側とクイーン側がありますが。

キング側はディフェンス重視で

クイーン側はオフェンス重視の形になります。

早めにクイーン側に、キャスリングをしてしまうと

ビショップなどで、はしっこを狙われてしまうので

そこには、注意しましょう。

上の画像では、まだキャスリングはしていませんが

いつでも、出来る状態なので理想的な形となりますね。

将棋と同じく、キングを守ることが何より大事です。

チェスの場合は、将棋よりもダイナミックにコマが展開していきますので

少しでも隙ができたら、一気に攻められてしまうのです。

なので、キングを放置プレイしないようにしましょう。

キングを一人ぼっちにしないでください。

キングを一人ぼっちにしてもいいのは

コマが少なくなってくる、終盤のときだけです。

4  同じコマを何度も動かさないこと

同じコマを何度も動かすのはタブーです。

下の画像で言えば

白番(私)がポーンを3つ失っていますが、

相手は同じポーンを、連続で3回動かしている局面になります。

これは、一見してみると不利に見えますが

コンピューター解析の結果では、まだお互い同じぐらいであり

不利ではないんですよね。

もし、相手の人が変な手を指してしまったら

白はここから2手でチェックメイトすることもできます。

ちなみにこのゲームは私が勝つことができました。

なので、同じコマを何度も動かしてはいけないのです。

色々なオープニングの定石をご紹介します。

・スコッチ布局

1 e4 e5

2 Nf3 Nc6
3 d4

・クイーンズギャンビット

1 d4 d5
2 c4 dxc4

ここでもし相手がポーンを取らなかったら

3 Nc3とする

クイーンズギャンビットはもっとも多く指されている定跡です。

なので、一番最初に覚えるのがいいと思います。

・アレヒンディフェンス

1 e4 Nf6

ポーンに対して、ナイトで攻撃する手

・カロカンディフェンス

1 e4 c6

このあとは d4 d5などと変化していく。

・ジオッコピアノ

1 e4 e5

2 Nf3 Nc6

3 Bc4 Bc5

・Colle System

1 d4 d5

2 Nf3 Nf6

3 e3 e6

4 Bd3 c5

・Chigorin Defense

1 d4 d5

2 c4 Nc6

・Albin Counter Gambit

1 d4 d5

2 c4 e5

・Slav Defense

1 d4 d5

2 c4 c6

3 Nf3 Nf6

その後は主に 3パターンあります。

4 Nc3、e3、cxd5です。

一番王道なのは、Nc3です。

Nc3のパターンだと

4 Nc3 dxc4

5 a4 Bf5 のパターンが多いです。

・Queens Gambit Accepted

1 d4 d5

2 c4 dxc4

その後は

3 Nf3 Nf6

4 e3 e6 のパターンが多いです。

・Queens Gambit Declined

1 d4 d5

2 c4 e6

・Semislav Defense

1 d4 d5

2 c4 e6

3 Nc3 Nf6

4 Nf3 c6

その後は

5 e3 Nbd7

6 Bd3 dxc4 のパターンが多いです。

・Grunfeld Defense

1 d4 Nf6

2 c4 g6

3 Nc3 d5

その後は

4 Nf3 Bg7

5 Qb3 dxc4 のパターンが多いです。

・Catalan Opening

1 d4 Nf6

2 c4 e6

3 g3 その後は d5

4 Nf3 dxc4

5 Bg2 のパターンが多いです。

・Queens Indian Defense

1 d4 Nf6

2 c4 e6

3 Nf3 b6

その後は

4 g3 Ba6

5 b3 Bb4+

6 Bd2 のパターンが多いです。

・Nimzoindian Defense

1 d4 Nf6

2 c4 e6

3 Nc3 Bb4

その後は

4 e3 0-0

5 Bd3 d5

6 Nf3  のパターンが多いです。

・Kings Indian Defense

1 d4 Nf6

2 c4 g6

3 Nc3 Bg7

その後は

4 e4 d6

5 Nf3 0-0

6 Be2 のパターンが多いです。

・Vienna Game

1 e4 e5

2 Nc3

・Kings Gambit

1 e4 e5

2 f4 その後は exf4

3 Nf3 g5

4 h4 のパターンが多いです。

・Greco counter Gambit

1 e4 e5

2 Nf3 f5

・Philidor Defense

1 e4 e5

2 Nf3 d6

その後は

3 d4 exd4

4 Nxd4 Nf6 のパターンが多いです。

・Petroff Defense

1 e4 e5

2 Nf3 Nf6

・Ponzianis Opening

1 e4 e5

2 Nf3 Nc6

3 c3

・Scotch Game

1 e4 e5

2 Nf3 Nc6

3 d4 その後は  exd4

4 Nxd4 Bc5

5 Be3 のパターンが多いです。

・Three Knights Defense

1 e4 e5

2 Nf3 Nc6

3 Nc3    次にNf6となれば、 Four Knightsとなります。

その後は

4 Bb5 Bb4

5 0-0 0-0

6 d3 d6  のパターンが多いです。

・Hungarian Defense

1 e4 e5

2 Nf3 Nc6

3 Bc4 Be7

・Ruy Lopez

1 e4 e5

2 Nf3 Nc6

3 Bb5  その後は  a6

4 Ba4 Nf6

5 0-0 Be7

6 Re1 b5

7 Bb3 のパターンが多いです。

・Sicilian Defense

1 e4 c5

シシリアンはもっともパターンが多い定石です。

次は以下の4つのパターンになることが多いです。

2 Nf3 d6

2 Nf3 e6

2 Nf3 Nc6

2 Nc3 Nc6

今回はその中でも、Dragonバリエーションを紹介します。

2 Nf3 d6

3 d4 cxd4

4 Nxd4 Nf6

5 Nc3 g6

6 Be3 Bg7  のパターンが多いです。

・フランコシシリアンディフェンスのパターン

・バードオープニング

初手 f4から始めるのがバードオープニングです。

ただし、そのあとミスをしてしまうと、すぐにチェックメイトされてしまうので

注意しましょう。

バードオープニングの一例

1 f4 Nf6

2 Nf3 e6

3 e3 Be7

4 Be2 d6

5 0-0 c5

6 c3 Nc6

7 d4 b6

8 a4 d5

9 Bb5 Bd7

10 Ne5 a6

画像の↑ この形になると、白番が有利になります。